お菓子がおいしいポルトガルですが、ご飯もなかなかおいしいです。ここでは日常のポルトガル料理を紹介していきます。

Tosta Mista

カフェの定番ホットサンドイッチ。中身はハムとチーズ。失敗のない安心できるオーダー品。失敗ではないですが、カフェによって大きさに差があります。大きいのに当たって、さらにオレガノが振られてると、最高!

Caracóis

直径1.5cmぐらいの小さなカタツムリ。バーには「カタツムリあります! 」 っていう看板もよく見られます。特に夏になるとみんなカタツムリをつまみにビール。おいしいかどうか言われれば、微妙。味がついているので、そのソースの味がメイン。カタツムリなのでもちろん角が生えているため、まじまじ見てしまうとなんか食べたくなくなりますが、小さいし、タニシみたいなもんかなと思って食べれば普通。ただし、Caracóisは小さいカタツムリですが、もう一つCaracoletaというのもあって、これは普通のカタツムリサイズ。食べたことはありませんが、食べたくないかなー。でも一度ぐらいはトライしてみたいかも。

Caldeirada

魚のシチュー。日本でいう魚介たっぷりの鍋みたいな料理。普通は2人前からの注文なので、一人では注文できない料理。大きな鍋に魚のあらや海老などがごっそりと入り、汁もおいしい。この汁で、雑炊すればぜったい美味しいはずですが、そういうシメにご飯、うどんを追加というのは、さすがにポルトガルにはなく、残った汁は惜しまれながらもテーブルから下げられてしまいます。

Arroz de polvo

ポルトガルのたこ飯。たことオリーブオイルのうまみがしっかり出ていて、ほっこりするおいしさ。ご飯にいろいろ混ぜて炊くバージョンはポルトガルにはいろいろあって、例えばArroz de marisco。これは海鮮がいっぱい入った、どっちかというと炊き込みご飯というよりはリゾット風。Arroz de Patoという鴨ご飯。こっちは汁気が少ないので炊き込みご飯風。基本的に全部素材のうまみが米に溶け込んでいておいしいです。

Enguias

これはうなぎの稚魚の揚げ物。どんなレストランにでもあるわけでなく、しかも時期もの。レストランでおめにかかれれば、結構ラッキーです。これ、人によると思いますが、私は頭も丸ごと食べました。やっぱり魚系がおいしいポルトガル。

このうなぎの稚魚、スペイン人がすごい好きらしく、でもスペインでは捕獲が禁止されているようで、ポルトガルに来てわざわざ食べる、もしくは、ポルトガルで捕獲したものをスペインで売るというのがこのうなぎの売られるルートだそうです。

Madroño

これ、日本だとイチゴノキと呼ばれる木になる実。秋のこの時期、森にいくといっぱい実がなっています。これ、味はまあそんなに甘くなく、素朴で自然な味。甘い改良された果物になれていると、味気ないような味かもしれませんが、この素朴な味が私は結構好きです。これは、リキュールにいいらしく、たくさん集めて、イチゴノキのリキュールにしたり、後は、ジャムにしたりというのもありです。

Robalo Assado no Pão

この料理、かなりの豪快料理。いろんなハーブやガーリックなどを合わせた特製ソースをスズキに塗りこんで、パンに丸ごとスズキを包んで、オーブンへ。この料理についてもっと詳しく知りたい方はこちらのブログポストへ。

さて、お味はというと、スズキは蒸し焼きにされ、パンにはソースがしみこんで、ほっこりおいしい。パンをちぎりながらスズキを食べます。

Frango Assado

ポルトガルでのテイクアウト料理の定番と言えばこれ!グリルチキンです。これ、すごい量に見えますが、これでもハーフ。こっちはハーフポーション(1/2 dose) とフルポーション ( 1 dose)とあって、ハーフでも見くびるとえらいことになります。ポテトとごはんがついてきて、炭水化物もばっちり。上にのってるカリフラワーやニンジンは酢漬けです。ジューシーなチキンとその汁がしみ込んだごはんとポテトで、今夜の晩御飯は決まり!