しばらくブログを怠っていました。2月末にこちらではカーニバルがありました。コロナウイルス感染がひろまった今となっては、あんなに人が集まり、わいわい騒いで踊っていたのがうそのような気がします。
こちらでは、コロナウイルスの感染拡大に伴い、3月中旬から5月の第1週までの7週間、Fica em casa (Stay Home)でした。私の住んでる町はもともとそんな人が多い場所ではないので、基本は家にじっとこもっていましたが、たまに我慢できなくなったら、海辺を歩いたりと気晴らしに。都会に住んでいるのと比べるとその点は恵まれていました。
5月に入って、マスク着用というルールはあるものの、外に出るのがOKになって、5月中旬からはカフェもオープン。カフェのテラスに座って、コーヒーとお菓子。今まで普通だったことに、ありがたみをあらためて感じるという観点では、良いことだったかもしれませんが、今まで人と会うと、ハグやほっぺたにキスで挨拶していたのが無くなり、人がよそよそしくなった気がするのはちょっと寂しいです。これはきっとどこの国でも同じ現象が起こっているのかもしれませんが。
それでも、3月や4月の行き先の見えない待機と不安を煽るメディアの時期を越えて、天気も夏模様になりだし、みんな本来の気質を少しずつ取り戻した風に今のところ見えます。
この前スーパーでどのオリーブオイルのタイプを買うべきか、手にとって眺めていたら、おじいさんが寄ってきて、これがおすすめ、マイルドでどんな料理でも合うんだぞ、と。マスクをしてても、この辺はやっぱりポルトガルっぽさ(でも、そのおじいさんがおすすめのオリーブオイルは買わず、違うのを買いましたが。。。)。