アイルランドは犬も歩けばパブに当たりますが、ポルトガルはとにかくカフェ。閑散としている街でも、カフェだけはたくさん存在します。
カフェで頼むものと言えばコーヒー。こっちはお茶は体調が悪いのを改善するために飲むみないなイメージがあるので、お茶ばかり飲んでいると、ずっとどこか悪いのかと思われるかも?!とにかく、コーヒーがポルトガルの飲み物の主流。しかも、日本でいうエスプレッソがこっちではノーマルなコーヒー。でもイタリアみたいにめちゃめちゃ濃くてちょっとしか入っていないようなエスプレッソではなく、もう少し量多め。そして、コーヒーをどう飲みたいかどうかで、名前が変わってきます。
例えば、Cafeと注文するとエスプレッソですが、これをイタリア風のもっと濃いのにしたければCafe Curtoと頼みます。逆にもうちょっと薄めがいいなという場合は、Cafe Cheioと頼みます。そして、ちょっとだけミルクが入ったコーヒーが欲しい時はCafe Pingadoと頼みます。エスプレッソの量のコーヒーじゃあ飲み足らない、日本でいう普通のカップに入ったコーヒーが欲しい!っていうときは、Abatanadoと頼むとアメリカンコーヒー的なものが出てきます。そしてこれ、どんどん言葉を足し算してコーヒーの種類を注文していきます。例えば、薄めのアメリカンコーヒーに少しミルクを入れて、カフェイン無しがいいなーってときは、Abatanado Pingado Cheio Descafeinado となります。その他にもCarioca(ダブルエスプレッソ)、Meia de Leite(コーヒーとミルク半々)、Galão(ミルクが6-7割のコーヒー)など多種多様。
私のお気に入りははAbatanado Pingadoです。